イラン政府報道官、「どの国も米国の一方的な制裁に従う義務はない」
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イランのラビーイー政府報道官が、「世界のどの国にも、アメリカの一方的な対イラン制裁に従う義務はない」と語りました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
May 18, 2020 20:36 Asia/Tokyo
  • ラビーイー政府報道官
    ラビーイー政府報道官

イランのラビーイー政府報道官が、「世界のどの国にも、アメリカの一方的な対イラン制裁に従う義務はない」と語りました。

ラビーイー報道官は18日月曜、記者会見で「国際社会は、米国が公海の航行の自由に違反していることにしかるべき反応を示すべきだ」とし、米国が予告しているベネズエラ向けイラン産ガソリンを積載したタンカーの航行妨害に関して、「ベネズエラ政府の注文により、イランからガソリンを積載したタンカーが派遣されている。これは、国際慣習である取引という各国の自由意志によるものだ」と述べました。

また、「イランはこれらの積荷の安全に関し、米政府による危険な海賊行為に遭遇しない確証を得たいと考えている」とし、「米国がいささかでも過ちを犯せば、わが国はあらゆる選択肢を想定する。わが国は、海上航行の自由の維持および法律違反の代償をかつてない程に高くつくものとし、しかるべき反応を示すつもりだ」と強調しました。

さらに、「イランとベネズエラの関係は、国際法上自由とされている措置に基づいた健全な通商の枠組みで行なわれている。従って、この関係は第3国には無関係だ」と述べました。

そして、イランの新型コロナウイルス対策の最新状況を説明し、「国内の郡部のうち、ウイルス感染の危険度が少ないとされるホワイト地区が280に増えた」と報告しました。

最後に、「イランは新型コロナウイルス感染症からの回復率の点で、中国とスイスに次いで世界第3位となっている」と述べました。

 

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