EU上級代表とイラン外相が会談
4月 16, 2016 21:06 Asia/Tokyo
EUの外務安全保障政策上級代表が、イランの政府高官と会談の第一段階として、テヘランでイラン外相と会談しました。
イランのザリーフ外務大臣は、EUのモゲリーニ上級代表との会談の終わりに、「イランとEUの原子力、民間、エネルギー、学術や研究における協力に関する、4つの共同声明が発表される」と語りました。
ザリーフ大臣はまた、EUの政治的、経済的利益は、イランとの核合意の実施や、核合意における協力を行うことにあるとして、確信を表明しました。
さらに、「今日、イランとEUの関係が真剣なものとなり、その協力の結果、イランとEUの人々にとっての共通の利益と、国際的な発展が伴うことになる」としました。
ザリーフ大臣とモゲリーニ上級代表は、核合意の実施を関係の新たな時代の始まりとして歓迎するとともに、核合意の取り決めの完全な履行を強調しました。
双方はまた、核合意の実施、経済成長や人々の幸福を促進する協力の拡大、地域の平和と安全の確立、対立の平和的な解消を、共通の目標だとしました。
さらに、協力の促進や、イランの法律に基づいてEUの外交代表部の開設の準備を整えることに合意し、これに関して、関係チームがテヘランに派遣されることになります。
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