世界におけるイランの位置づけ(34)
世界における石膏生産量の順位
6月 17, 2020 14:10 Asia/Tokyo
皆さまは、イランが石膏の生産量で世界第3位であることをご存知でしょうか?
イランは、石膏の埋蔵量において中国と米国に次ぐ世界第3位の国です。イランの石膏生産量は世界全体の9%を占めており、そのほとんどは、粉状の建築資材として販売されています。
また、スペインは欧州地域で最も石膏を多く生産している国で、世界で第6位です。
イランでは国内17州に石膏が採掘できる鉱山があります。首都テヘランの東に隣接するセムナーン州はイランで最も石膏が多く採れる場所で、その生産量は国内全体の60%に相当します。
西アジアで最も多い石膏製品の用途は建築関係で、既製の石膏ボードはアジアで広く使われています。同地域での石膏消費長の増加は、主に建築技術の進歩によるものです。石膏のおよそ95%が、建物のしっくい、ポルトランドセメントや石膏ボードの材料として使われます。石膏生産国では、埋蔵量がおおむね多く、広い地域で採掘できます。
2014年における世界の石膏市場の規模は10億ドルを超え、2023年には38億ドルにまで成長すると予測されています。
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