世界におけるイランの位置づけ(44)
世界におけるインターネット利用者数の順位
皆さまは、イランがインターネット利用者数で世界第17位であることをご存知でしょうか?
インターネットに対して多くの人が抱く考えは、歴史の浅い新しい技術というものです。しかしその発明から65年が過ぎた現在、この技術は熟成し、初期の概念とは非常に異なるものとなっています。現代世界において、インターネットは特別な地位を確立しています。今日の産業や活動の多くはインターネット技術を土台としており、これを取り除けば危機的状況となります。インターネットはこの65年で、ひとつの小さな道具から人類の生活の基盤のひとつにまで変化したのです。
米カリフォルニア大学が行った研究では、イランのインターネット利用者数は西暦2000年から現在までに22,000%以上増加しました。この飛躍的な増加により、イランはインターネット利用者の多い上位20カ国に入っています。
この研究では、2017年6月末時点でのイランのインターネット利用者数は推計で5670万人にのぼり、2000年の利用者数と比べると22,580%増えたとしています。また、2017年には70%のイラン人がインターネットを利用し、その数は西アジア諸国で最も多いとされています。イランにおけるインターネット利用者数急増には、特に近年の携帯電話を通じたネット利用が大きく影響したと考えられています。
世界の国別インターネット利用者数は、中国が7億3850万人、インドが4億6210万人、アメリカが2億8690万人で順に1位から3位を占めています。
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