8月 26, 2020 18:54 Asia/Tokyo

シーア派3代目イマーム・ホサインを追悼する行事がイラン全国で開催されています。

IRIB国際放送によりますと、イスラム暦モハッラム月6日にあたる26日水曜、イランの首都テヘランを初め各地の人々は、衛生プロトコルを守りながら、屋外の広い空間でイマーム・ホサインと殉教者たちを追悼し挽歌を朗誦しています。

モハッラム月の最初の10日間に行われる追悼行事は、これまで昼夜を問わず行われてきました。人々は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、すべての衛生基準を順守しながらも行事に参加しています。

宗教的グループはインターネット上で追悼行事の動画を公開しています。また各ラジオ・テレビ局もネット上に追悼行事の様子を生配信するなどして、直接行事に参加できない人々が視聴できるよう配慮しています。

シーア派3代目イマーム・ホサインと彼の忠実な教友たちは、西暦680年(イスラム暦61年)のモハッラム10日、イラク・カルバラで殉教しました。彼らがカルバラーの地で見せたその比類なき自己犠牲、献身の精神は、今もなお、全世界に自由と尊厳という教訓を与えています。

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