イランとIAEAが共同声明、「イランが国内2箇所の査察を許可」
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ラファエル・グロッシIAEA事務局長とサーレヒー長官
イランとIAEA国際原子力機関が、2日間にわたるグロッシIAEA事務局長のイラン訪問と、イラン当局者との協議の終了に際して、共同声明を発表しました。
2日間にわたる集中的な協議の結果として、26日水曜に発表されたイランのIAEAの共同声明によりますと、両者は規約の実施に関してIAEAにより明確化された問題の、善意ある解決をめぐり合意しています。
この声明ではまた、「イランは自発的に、IAEAが指定した2箇所の査察を許可し、これらの問題の解決に向けたIAEAの検証活動を円滑化するものとする。またその査察や検証活動に関する期日に関しても合意が成立している」とされています。
さらに、「IAEAの検証活動は、IAEAの標準的な検証方法および、追加議定書や規約の包括的合意に合致した形で実施され、差別なく平等に行われるものとする」となっています。
この声明によれば、IAEAは自らが入手している情報の解析・分析に基づき、追加議定書や規約の包括的な合意の下にイラン側から申告された範囲を超えての質疑や査察は要求しないことになっています。
イランとIAEAはまた、「IAEAの中立性や独立性、そして専門性は、検証活動を実施する上での必須条件である」としています。
そして、この声明の結末部では「IAEAは、同組織の規約、包括的な規約協定および追加議定書と機密保持プロトコルの関連規定、同組織の確立された基準、および手順に基づく全ての機密情報の守秘により、イランの安全保障上の懸念を引き続き考慮する」とされています。
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