9月 26, 2020 15:22 Asia/Tokyo
  • イランの柑橘類生産量は世界第5位
    イランの柑橘類生産量は世界第5位

皆さまは、イランが柑橘類の生産量において世界第5位であることをご存知でしょうか?

イランは農業生産品の3分の1の品目において、世界で10位以内の生産量を誇ります。今回は、そのうちのひとつ柑橘類についてご紹介します。

レモン、グレープフルーツ、オレンジ、ミカンといった柑橘類は、非常に有用な食物で、食物繊維の良い摂取源にもなっています。また、心臓や血管といった循環器系の疾患の発症リスクを減らすのに有効な抗酸化作用があります。柑橘類や、ジュースなどの柑橘類を使った製品には、体の抵抗力を高め風邪などにかかりにくくするビタミンCが多く含まれています。また、骨を強くするカルシウム、神経伝達を良くするカリウムなどのミネラルも豊富です。

ブラジルは、世界で最も柑橘類を生産する国です。その年間生産量は2000万トンにのぼります。また、世界最大のオレンジジュースの輸出国としても有名です。これに次ぐ第2位は、年間1960万トンを生産する中国です。第3位はアメリカ(1000万トン)、第4位メキシコ(680万トン)と続きます。アメリカでは、オレンジが国内で最も多く消費されている果物となっています。

イランは、柑橘類の生産量において世界第5位で、地域の多様性や質の高い柑橘類の栽培という優れた利点を有しています。イラン国内で柑橘類を生産するのは7州あり、その中心地マーザンダラーン州では、毎年150万~170万トンが生産されています。これにゴレスターン、ギーラーン、ホルモズガーン、ケルマーンの各州が続きます。

 

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