世界におけるイランの位置づけ(57)
世界におけるナス生産量の順位
9月 29, 2020 15:20 Asia/Tokyo
皆さまは、イランがナスの生産量において世界第5位であることをご存知でしょうか?
イランは全農業生産品の3分の1の品目において、世界で10位以内の生産量を誇っています。今回は、そのうちの1つであるナスについてご紹介します。
ナスはナス科に属する植物で、世界中で様々な料理に使用されています。ナスには、赤、黄、緑、黒といった様々な色や大きさの種類がありますが、一番流通している種類は、暗い紫色をした種類です。ナスが料理に与える深み、香り、味にはまた、健康への優れた効能も伴っています。ナスには多くの種類のビタミン、ミネラル、食物繊維があり、食材の中でも栄養素密度が高い一方、カロリーは低くなっています。
FAO国連食糧農業機関によりますと、世界で最大のナス生産国は年間3200万トンを誇る中国です。続いてインド、エジプト、トルコは、それぞれ1250万トン、120万トン、85万4000トンの生産量で第2位から第4位に位置し、67万7000トンを生産するイランはこれに続く第5位となっています。
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