10月 13, 2020 14:41 Asia/Tokyo
  • ナマキー大臣
    ナマキー大臣

ナマキー・イラン保健医療教育相が、「特に感染症のパンデミック期における違法な制裁や自己主義的な措置は、大量殺戮のしるしである」と語りました。

ナマキー大臣は12日月曜、ビデオ形式で開催された第67回WHO世界保健機関・東地中海地域保健相会合において、「一部の国が、イランのインフルエンザワクチン輸入に関して重大な支障を生み出したが、価格の上昇以外にもワクチン輸入には数多くの障壁が存在する」と述べています。

また、「アメリカの圧政的な制裁は、レムデシビルやファビピラビルといった医薬品の調達に甚大な支障を生み出した」とし、「これらの医薬品は、現在ではイラン国内で生産され、国内の7つの研究調査グループもコロナワクチン製造の分野で作業に当たっている」としました。

さらに、国内で生産されたコロナワクチンの動物実験で良好な結果が出たことに触れ、「近く、このワクチンの人体治験も始まる」と語っています。

そして、WHOのすべての加盟国および、そのほかの地域・国際機関に対し、「効果的な全面協力により、一方的で違法な制裁を停止させ、パンデミックとなった新型コロナウイルスの早期収束を確実なものにしてほしい」と述べました。

 

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