アーバーン月13日、世界の覇権主義に対するイラン国民の抵抗と勝利の日
11月 03, 2021 23:56 Asia/Tokyo
今年の西暦11月4日は、イラン暦の「世界の覇権主義との闘いの日」にあたります。
西暦で1979年11月4日に当たる、42年前のイラン暦1358年アーバーン月13日、当時のイランの大学生らは、イラン・イスラム革命に対するアメリカの数々の陰謀に抗議し、スパイの巣窟とされる在テヘラン・アメリカ大使館を占拠しました。
アーバーン月13日は、イランイスラム革命の歴史において重要な、緊張みなぎる3つの出来事を思い起こさせます。
3つの出来事とは、「イマーム・ホメイニー師のトルコへの追放(イラン暦1343年アーバーン月13日-西暦1964年11月4日)」、「パフラヴィー政権による生徒たちの殺害(イラン暦1357年アーバーン月13日-西暦1978年11月4日、現在の”生徒の日”)」、「イランイスラム共和国を築いたホメイニー師に従う大学生らによる在テヘラン米大使館の占拠(イラン暦1358年アーバーン月13日-西暦1979年11月4日)」であり、それぞれが、イラン国民の覇権主義との闘いにおける転換点となりました。
イランの人々は毎年、この日を祝って全国各地で大勢が参加するパレードを行い、国家の団結やイスラムの統一性を示して、「独立・自由・イスラム共和国」というイスラム革命のメッセージと、覇権主義との闘いの声を上げていました。
今年のアーバーン月13日の記念式典は、新型コロナウイルスの感染拡大によりオンラインで開催されます。
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