イランがアフガニスタンの産業的麻薬生産増加を懸念
(last modified Wed, 11 Nov 2020 09:30:26 GMT )
11月 11, 2020 18:30 Asia/Tokyo
  • イラン麻薬対策本部のモウメニー本部長
    イラン麻薬対策本部のモウメニー本部長

イラン麻薬対策本部のモウメニー本部長が、アフガニスタンにおける産業的麻薬生産の増加に懸念を示し、「もし同国でこの類の生産が継続すれば、地域諸国や欧州の国々に影響を与えるだろう」と述べました。

イルナー通信によりますと、モウメニー本部長は、UNODC国連薬物犯罪事務所のGhada Fathi Waly部長と行ったテレビ会議形式の会合において、「知識と最新の技術を必要とするメタンフェタミンの生産は、新しく複雑なもので、アフガニスタンにいる欧米諸国の支援なしにはこれだけの量になることはない」と述べました。

また、「もし世界の他の地域で麻薬の生産・流通・移送が商売や利益と関わりがあるなら、アフガニスタンでは、それが安全の側面と関わっていると言える。なぜなら、麻薬から得る収入は悪人やテロリストらの資金源のひとつであるからだ」と指摘しました。

続けて、イランの麻薬対策の成果について触れ、「新型コロナウイルスが世界全体に影響を与え、またイランに対し圧政的な制裁が実施されているにもかかわらず、わが国は麻薬対策の手を緩めていない」としました。

UNODC部長も、イランによる麻薬摘発の多さは全ての人々に影響を与えており、評価に値するものだとして、「世界の人々や国際社会は確かに、イランが麻薬対策で取っている措置に対し特別な重要性を認めている」と述べました。

 

 

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