イラン国家安保評議会書記、「西アジアでの平和・平穏の確立には、米軍の完全な撤退が必要」
(last modified Sun, 15 Nov 2020 11:54:45 GMT )
11月 15, 2020 20:54 Asia/Tokyo
  • シャムハーニー書記が
    シャムハーニー書記が

イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、「西アジア地域での平和と平穏の確立には、アメリカ軍の完全な撤退が必須である」と語りました。

シャムハーニー書記は15日日曜、サアドゥン・イラク国防大臣とテヘランで会談し、「アメリカやその協力者によって組織化された地域でのテロの対処における、両国の防衛・安全保障分野での良好かつ効果的な協力、そして、テロ組織ISISからのイラクの各都市の解放に当たってのイランの惜しみない支援に触れ、「こうした協力は、戦略レベルまで高められ、定着される必要がある」と述べています。

また、「アメリカが公言している西アジア駐留の目的の1つは、地域諸国間に紛争や対立を引き起こすことにある」としました。

さらに、「アメリカの政府高官ら自身が、米軍の西アジア駐留によりもたらされたものが、地域の重要な資源の喪失や情勢不安、好戦主義戦争の拡大でしかなかったことをはっきり認めている」とし、アメリカ軍のイラク撤収というイラク議会の決議を賞賛しました。

一方、サアドゥン大臣もイラクからのテロリストの害悪の解消に当たっての、イランの全面的な支援に謝意を表明し、特に軍事・安全保障面での両国関係の拡大と強化を強調しています。

 

 

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