イメージが語るイラン
世界で一番サフラン色の街:北東部ホラーサーン地方
11月 17, 2020 16:22 Asia/Tokyo
秋は、高価で見た目も美しいサフランの栽培において、最も気を使う収穫の季節です。
イラン北東部の広大なホラーサーン地方、特にトルバテ・ヘイダリーエ郡とザーヴェ郡に暮らす人々は、サフランの花摘みと、香辛料となる雌しべ部分の選別に追われる日々を過ごしています。
雌しべの選別がサフラン栽培で最も気を使う過程となっている理由は、サフランの花の寿命がわずか3~4日しかないためです。この短い期間に選別まで行わないと、日光にさらされることで、サフランの質は徐々に落ちてしまいます。
ホラーサーネ・ラザヴィー州のトルバテ・ヘイダリーエ郡とザーヴェ郡は、世界最大のサフランの産地です。そのため、この地域は「世界で一番サフラン色の街」とも呼ばれています。
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