イラン外相が、核科学者の暗殺をめぐり、「国際社会は、醜悪なダブルスタンダードを終わらせるべき」
(last modified Sat, 28 Nov 2020 10:33:20 GMT )
11月 28, 2020 19:33 Asia/Tokyo
  • イランのザリーフ外相
    イランのザリーフ外相

イランのザリーフ外相は、テロ攻撃によりイランの秀でた科学者が殉教したことを受け、国際社会、特にEU欧州連合による醜悪なダブルスタンダードを終わらせる必要性を強調しました。

イラン国防軍需省研究開発機構のモフセン・ファフリーザーデ長官が27日金曜夜、テヘラン近郊でテロ攻撃により殉教しました。

イランのザリーフ外相はツイッター上で、イランの有力な科学者がテロリストによってテロ暗殺されたことに言及し、「イスラエルの関与を示す確固たる証拠があるこの臆病風に吹かれた行為は、イスラエル政権の犯罪者らが手詰まりになって攻撃行為に走ったことを示している」と記しました。

また、「イランは、国際社会、特に欧州連合に対し、その醜悪なダブルスタンダードを終わらせ、このテロ行為を非難するよう求める」と強調しました。

一方、イラン軍最高司令官である最高指導者ハーメネイー師の防衛産業・軍事支援担当顧問のデへガーン氏は、自身のツイッターページに、「シオニストらは、ギャンブラーである同盟国の政治生命が終わろうとする最後の日々に、全面的戦争を引き起こそうとイランへの圧力をさらに強化している」と記しています。

そして、「夜は長い。急ぐ必要はない。時間はある。 我々はこの横暴にさらされた殉教者を殺害した犯人らの頭上に稲妻のように襲い掛かかるだろう。そして彼らは自らの行為を後悔することになるだろう」と強調しました。

 

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