11月 29, 2020 15:41 Asia/Tokyo
  • イランのザリーフ外相
    イランのザリーフ外相

シリアのファイサル・ミクダード外相とパレスチナイスラム抵抗運動・ハマスのハニヤ政治局長は28日土曜夜、イランのザリーフ外相と個別に電話会談し、それぞれがイランの核科学者であったモフセン・ファフリーザーデ氏のテロ暗殺を非難しました。

イランの国際通信・イランプレスによりますと、ファイサル・ミクダード外相とハニヤ政治局長は、ザリーフ外相との個別の会談で、殉教したファフリーザーデ氏のテロ暗殺を非難し、イラン政府とイラン国民に対し、それぞれが自国政府と自国民からの哀悼と同情の意を表明しました。

これより以前にも、ファイサル・ミクダード外相はザリーフ外相との電話会談で殉教者したモフセン・ファフリーザーデ氏のテロ暗殺を非難していました。

トルコ議会の議長もまた、談話の中でイランの核科学者のテロ暗殺を非難し、これを「テロ行為」と呼んでいました。

イランの核および防衛科学者であるモフセン・ファフリーザーデ氏は、27日金曜夜、テヘラン州ダマーヴァンドのアーブサルド地区でテロ攻撃にあい殉教しました。

殉教者したモフセン・ファフリーザーデ氏へ闇雲で臆病なテロは、国際的に多くの反応を引き起こしました。

キューバ、ベネズエラ、南アフリカの外相は、このテロ行為を非難した当局者の一人です。EU欧州連合もまた、イランの核科学者の暗殺を犯罪行為、かつ人権尊重の原則に違反するものであるとしています。

世界の多くの国とメディアは、殉教者したモフセン・ファフリーザーデ氏のテロ暗殺の組織化に米国とシオニスト政権イスラエルが関与していたことは確実であるとしています。

ロシアのドミトリー・ポリャンスキー(Dmitry Polyanskiy)国連常駐副代表は27日夜、イランの科学者の暗殺は国境を越えた政治的テロに米国がゴーサインを出したことで決行されたと述べています。

この事件が起こる以前にシオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相は、イランに対する自身の非難事項の1つにおいて、「モフセン・ファフリーザーデの名前を覚えておくように」と語っていました。

 

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