イラン革命防衛隊総司令官、「我が国は、地域における敵の動きに反応する用意がある」
イランイスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官が、最近アメリカが地域で見せている動向について、イスラム革命防衛隊ゴッズ部隊のソレイマーニー司令官とイラクの民兵組織ハシャド・アルシャビのアルムハンディス副司令官の暗殺という、彼らが昨年犯した過ちの結果の反映であるとして、「イランは、地域における敵の動きに対する用意がある」と述べました。
サラーミー総司令官は1日金曜、ソレイマーニー司令官とアルムハンディス副司令官の殉教から1年を迎えるにあたりテヘランで開催された式典において、「抵抗の指揮をとる司令官たちの暗殺という米国の犯罪は、イスラム世界の若者の間に濃縮された嫌悪を撒き起こした。この嫌悪は、悪夢のように常に米国を苦しめる」と述べました。
続けて、「この危険な悪夢から抜け出すために、彼らは一連の動向を見せている」と指摘しました。
また、「イスラム世界の若者たちは今日、米国を地域から追い出し、さらにシオニスト政権イスラエルに決定的な敗北を与えるために、今まで以上に決意を固めている」と述べました。
さらに、地域において始められた厳しい報復の道のりが続くことを指摘し、「厳しい報復は、独立した点ではなく、ひとつの繋がった道である。つまり、この犯罪に関わった者たちは、平穏を得ることができず、その時・場所・質は、これから生み出されるであろう特別な状況に支配される」と説明しました。
そして、「厳しい報復の道は、シオニスト政権イスラエルの崩壊、米国の政治的な地域支配の瓦解、地域からの米国追放、イスラム教徒の自決権獲得への道である」としました。
ソレイマーニー司令官は昨年1月3日、イラク政府関係者の公式な招待により同国を訪問していた際、同行するアルムハンディス副司令官や他8人と共に、バグダッド空港付近で米テロリスト軍の空爆を受けて殉教しました。
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