イラン司法府長官、「ソレイマーニー司令官暗殺犯への司法的追求は止まない」
1月 04, 2021 19:12 Asia/Tokyo
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イラン司法府のライースィー長官
イラン司法府のライースィー長官が、「ソレイマーニー司令官の暗殺命令を出した、あるいは実行した者たちへの司法上の追求が止むことはない」と述べました。
ライースィー長官は3日日曜夜、レバノンのアルマナールTVとのインタビューにおいて、イランイスラム革命防衛隊コッズ部隊のソレイマーニー司令官は、地域の全ての人々の記憶に留まる心の司令官であるとして、「亡きソレイマーニー司令官は、地域で影響力を持つ人物であり、敵は同司令官をテロにより暗殺することで、抵抗の流れを堰き止め崩すことができると考えていた」と述べました。
続けて、アメリカ政府はソレイマーニー司令官の暗殺をイラクという第3国で行っており、同司令官はテロ空爆を受けた際、イラク首相の賓客であったことに言及し、「この事件は国際法に違反する犯罪であり、その命令を出した、あるいは実行した者たちは有罪である。それがトランプ米大統領であろうがなかろうが、彼らへの司法上の追求が止むことはない」としました。
そして、イランはこの犯罪を犯した者が誰であるかを知っているとして、「覇権体制が支配権を掌握していることで今日世界が抱える問題は、どの国際裁判所も公平たりえないことだ」と指摘しました。
ライースィー長官はまた、「レバノン抵抗勢力は、これまでにないほどにさらに強力になった」としました。
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