イラン石油相、「ロシア・カザフスタンの石油増産は、OPECプラス離脱に影響しない」
1月 06, 2021 23:55 Asia/Tokyo
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イランのザンゲネ石油相
イランのザンゲネ石油相が、ロシアとカザフスタンが今年2月と3月に石油生産を日量7万5000バレル増加させるとしたことに言及し、「このレベルの生産量変更は、OPECプラス離脱の産出量や世界市場に影響を与えることはない」と述べました。
イルナー通信によりますと、ザンゲネ石油相は5日火曜、OPEC石油輸出国機構の加盟国および非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」の第13回閣僚級会合の2回目の結果について、「ロシアとカザフスタンが直面している問題と、サウジアラビアとこの二国の間で合意に達したことにより、二国の本年2月および3月の日量7万5000バレルの生産増加が決定した」と述べました。
また、実際にはこの日量7万5000バレルの増産が生産に大きな影響を与えることはなく、OPECプラス諸国の生産に特段の変更はないとして、「現在の季節が冬で、これらの諸国は国内石油消費がより多くなっていることから、この変更により、世界市場や日量4000万バレルになる生産全体に影響が出ることはない」と続けました。
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