1月 12, 2021 16:00 Asia/Tokyo
  • 韓国とイランの官憲ら
    韓国とイランの官憲ら

イラン外交関係戦略評議会のハッラーズィー議長が、アメリカの圧力に屈し、イラン国民に対する圧政的なアメリカの制裁に加担したとして、韓国の政府と企業のアプローチを強く非難しました。

イルナー通信によりますと、ハッラーズィー議長は11日月曜、テヘランで韓国のチェ・ジョンゴン韓国外相代理と会談し、「これまで、イランと韓国の間には良好な関係が成立していたが、現在、誠に遺憾ながら、韓国政府はアメリカの圧力に押されて、イランの資産70億ドル相当を自国の銀行に留め置いたままにしている」と述べています。

続けて、「近年、韓国企業はイラン国内での絶好のチャンスを逃している。将来、両国関係が本来の正常な状態に戻れば、韓国は自国製品の販売ではなく、イラン国内製造への協力や投資、技術知識の移転に向けた行動を起こさざるをえないだろう」としました。

さらに、イランで拿捕された韓国のタンカーの解放に向けた助力や、そのプロセスの迅速化に関するチェ外相代理の要請に答えて、「現在、この問題は事件として司法府が取り扱っており、独立した形でこの問題の捜査手続きに当たっている」と語っています。

一方、チェ外相代理も、イランで拘束中の韓国船籍の船長との電話連絡および、韓国領事館職員の同船舶乗組員とのやり取りが可能となったことへの喜びを表明し、イラン・韓国関係の改善を強調して、「韓国として、イランとの関係拡大・向上を望んでいる」と表明しました。

 

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