1月 13, 2021 18:54 Asia/Tokyo
  • イランのザリーフ外相
    イランのザリーフ外相

イランのザリーフ外相は、ポンペオ米国務長官によるイランとテロ組織アルカイダを結びつけた根拠のない主張に反発し、「911テロの実行犯は全員、西アジア諸国の中でポンペオ長官が贔屓にしているお気に入りの国々の出身だ」と強調しました。

ザリーフ外相は12日火曜、自身のツイッター上に、「キューバをテロリストと名指しすることから、イランを空想で貶めるテロ組織アルカイダを結びつけるなどの主張まで、”嘘を付き、不正を行い、盗みを働く”お方(=ポンペオ長官)は、惨事をもたらしたその任期を、争いを煽る虚言にによって惨めな幕引きしようとしている」と投稿しました。

そして、「誰も嘘に騙されはしない。911テロの実行犯は全員、西アジア諸国の中でポンペオ長官がお気に入りで贔屓にしている国々の出身であり、誰一人イラン出身ではなかった」と指摘しました。

ポンペオ長官は以前の発言において、「私はかつてCIA米中央情報局長官だった。私たちは嘘を付き、不正を行い、盗みを働き、・・・」と述べています。

同長官は12日火曜にも、根拠のない発言を行い、イランをテロ組織アルカイダの基地だとして、「多くのアルカイダ要員が、9・11テロ後にイランへ逃亡した」としました。

アメリカで2001年に起きた9・11テロでは、約3000人が死亡し、さらに6000人以上が負傷しました。

米議会がこの事件の数か月後に作成した調査研究グループ報告書によれば、このテロで旅客機をハイジャックした犯人19人のうち、15人がサウジアラビア国籍、2人がアラブ首長国連邦国籍であり、彼らはこの二国の政府関係者と繋がりのある人物らによる支援を受けていました。

 

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