イラン外相が、トルコ・イスタンブールで同国外相と会談
1月 30, 2021 04:01 Asia/Tokyo
ザリーフ・イラン外相が、地域諸国歴訪の5番目の訪問国であるトルコ・イスタンブールにて同国のチャブシオール外相と会談し、地域的な協力の拡大を強調しました。
ザリーフ外相は29日金曜、この会談で、アゼルバイジャン領内にあるアルメニアとの係争地ナゴルノ・カラバフ地域での衝突の終結に触れ、「この機会は、特に経済分野における協力の発展に照らして、地域の平和と安定を維持するために活用されるべきである」と述べています。
一方、チャブシオール外相もイラン・トルコ関係を重要なものだとし、運輸、通商、エネルギー分野での両国の合意の実施の重要性を強調しました。
今回の両外相の会談の中軸的な議題となったのは、イラン-トルコ戦略会議、シリア危機解決を目的としたアスタナ(カザフスタンの旧首都、現ヌルスルタン)サミット、イラン・トルコ・アゼルバイジャン三者協議、スイス・ジュネーブでの最近のシリア憲法会議、イラン・トルコ・アフガニスタン三者協力および、新型コロナウイルスとワクチンに関するイラン・トルコ間の協力などでした。
ザリーフ外相は今月25日、地域諸国歴訪の最初の訪問先であるアゼルバイジャン・バクーに到着しました。
また28日木曜には、ジョージア・トビリシにて同国の政府関係者らと意見交換を行い、当日夜にトルコの政府関係者との協議のため、同国のイスタンブールを訪問しています。
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