イランの21州で、議会選挙の決選投票がスタート
4月 29, 2016 17:55 Asia/Tokyo
イラン議会選挙の決選投票が、29日金曜朝から、全国21州の55の選挙区で始まりました。
この決選投票は、1万5000以上を超える投票所で行われています。
イランの法律により、投票時間は10時間となっていますが、必要な場合には、行政関係者の要請により、内務大臣の承認を受けて時間が延長される場合もあります。
この決選投票では、136人の候補者が68の議席を巡って争っています。
今回の選挙の有権者は1700万人となっています。
今回の選挙に参加できるのは、本選で投票に参加しなかった人、あるいは、決選投票にもつれこんだ選挙区に投票した人々となっています。
議会選挙の本選は、2月26日にイランで行われ、221人が選出されました。投票率は62%とされています。
こうした中、イランのラフマーニーファズリー内務大臣は、選挙の実施前に記者団に対し、前回の本選への大々的な国民の参加に感謝を述べ、29日の選挙も、本選と同様に安全な雰囲気の中、健全かつ大々的に実施されるよう期待していると述べました。
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