イランが、予想される決議に関してIAEAに文書で警告
3月 01, 2021 01:29 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のサーレヒー長官が、「IAEA国際原子力機関理事会で対イラン決議が出されれば、我々はそれに対し適切な反応を返すだろう」と語りました。
IRIB通信によりますと、サーレヒー長官は28日日曜、イラン国会・国家安全保障外交政策委員会の会議の傍ら、「IAEA理事会が、わが国による追加議定書の履行停止を口実に、対イラン決議を採択すれば、わが国はそれに対し相応の反応に出る」と述べています。
また、これに関する文書がIAEAに送付されていることを明らかにしました。
イランは、2018年5月8日にアメリカが違法かつ一方的に核合意から離脱したことを受け、そのほかの核合意残留国による責務履行を条件に、この合意の維持に努めて来ました。しかし、ヨーロッパ諸国はこの合意尊属に向けて約束した内容を全く実行できていません。
イラン国会も法案を可決し、米国の制裁が続く場合、IAEAとの協力制限および、核合意内の責務削減のためのさらなる措置の実施を政府に義務付けています。
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