テヘランで80カ国の代表が集うノウルーズ外交式典を開催
(last modified Tue, 16 Mar 2021 08:39:38 GMT )
3月 16, 2021 17:39 Asia/Tokyo

間もなくノウルーズ(イランの新年)を迎えイラン暦1400年の幕が開けるのを祝い、「ノウルーズ1400;友好の新年」と題した外交式典が、イランの高官と、テヘランに駐在する80以上の諸外国・国際機関の代表が出席する中、イラン外務省にて開催されました。

イルナー通信によりますと、イランのザリーフ外相は15日月曜午後、この式典において、この古来から続く風習は世界的なものだとし、人類にとって戦争、制裁、数々の差別を経験したイラン太陽暦14世紀の最後は、自然災害、病気の流行、戦争、制裁などの終結を願う15世紀への始まりになるとして、平和を求める全ての諸国民に向けて祝辞を述べました。

そして、新型コロナウイルス、暴虐、制裁といった寒波は衰退を迎えつつあるとして、「運命を超越するような存在はどこにもない。軍事・経済・文化面で騒動を起こし世界を騒がせていた者たちも、目に見えない新型コロナウイルスに対して膝を屈した」と述べました。

この式典にはイラン各地の様々な芸術家グループも招かれ、ノウルーズの伝統的な風習や装飾が披露されました。

 

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