3月 17, 2021 19:47 Asia/Tokyo
  • イラン人研究者が、脳腫瘍の治療での副作用の緩和法を発見
    イラン人研究者が、脳腫瘍の治療での副作用の緩和法を発見

アメリカ・ヒューストン大学に在籍するイラン人研究者が、脳腫瘍の治療の際の副作用を緩和する、医療工学分野での新たな方法を考案しました。

イルナー通信によりますと、ヒューストン大学に在籍する医療工学のシーリーン・マジュド講師が一種のナノテクノロジーを用いたドラッグデリバリーシステム(DDS)技術の利用により、ある種の脳腫瘍の治療による副作用を最小限に抑えられる方法を発見したということです。

ナノ技術を活用してのこの新たな方法は、投与した薬が腫瘍細胞のみに作用し、副作用や後遺症が少なく、しかもより高い治療効果が得られるとされています。

この方法の実験の結果は上々で、さらに補完的な研究調査も実施中です。

多形性膠芽腫は、脳腫瘍の最も一般的で侵襲性の強い脳腫瘍の形態ですが、罹患後の余命は5年のみとされています。

この種のガンの治療法は、今のところ化学療法、放射線治療、外科手術、さらにはこれらの方法の組み合わせによる治療法に限られていることから、極めて問題が多いとされています。

 

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