「世界におけるIRIB国際放送の成功は大きい」
May 03, 2016 21:49 Asia/Tokyo
IRIB国際放送のアフギャリー局長は、世界でのこの国際放送局の成功は非常に大きなものだとしました。
アフギャリー局長は、テヘラン南部にある聖地ゴムで、シーア派宗教権威アラヴィー・ゴルガーニー師と会談し、「現在、IRIB国際放送は35の言語で放送されており、この点で世界で4番目の地位を誇っている」としました。
アフギャリー局長は、アルアーラム、アルコウサル、アイフィルムといった3つの衛星テレビ局が及ぼす世界での影響について、「世論調査の結果によれば、これらのチャンネルは、アルアラビーヤ、アルジャジーラといったライバル局をしのいでおり、多くの視聴者を有している」と強調しました。
また、「プレスTVのウェブサイトは1月だけで、3億5000万人が閲覧した」としました。
さらに、近い将来プレスTVのフランス語放送が開設されるとし、「このチャンネルのサイトはすでに開設され、24時間、ヨーロッパやアフリカのフランス語圏の国々に向けて番組が放送される」としました。
アフギャリー局長は、「IRIBは自国の少数派のためにも番組を放送している世界で唯一のメディアだ」と述べました。
一方のアラヴィ・ゴルガーニー師も、ホメイニー師の見解によるイスラム革命の輸出の重要性について触れ、イスラム革命の輸出を戦争や拡張主義と解釈している一部の考え方は違っているとし、「イスラム革命が世界に伝えるメッセージは論理、理性、知性である」としました。