イラン原子力庁、IAEA事務局長のイラン訪問を肯定的に評価
1月 19, 2016 21:25 Asia/Tokyo
イラン原子力庁報道官が、「IAEA・国際原子力機関事務局長のテヘラン訪問は有益かつ建設的で、この中でIAEAとの協力に関するレビューを行った」と語りました。
イラン原子力庁のキャマールヴァンディ報道官はIRIBの第1チャンネルの電話インタビューで、IAEAの天野事務局長のテヘラン訪問は、イラン政府の招待によるものだったとして、「天野事務局長はイラン訪問の中で、イランのローハーニー大統領、サーレヒー原子力庁長官、ザリーフ外務大臣と会談を行った」としました。
キャマールヴァンディ報道官はまた、「天野事務局長を招待した基本的な目的のひとつは、今後8年間かけて行われる包括的共同行動計画のD章34項補足事項1の問題のまとめと結論を急ぐことだ」と述べました。
さらに、アラーク重水施設の再設計と新型化に関して、「再設計と設備の確保は、6カ国の支援によりイランが行い、IAEAは通常、ソフトウェアや教育や、技術支援における協力を行う」としました。
キャマールヴァンディ報道官は、アラーク重水施設の再設計に関する中国との契約の締結を明らかにしました。
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