イラン外務省報道官、「米は前政権時代の失敗した遺産か核合意のいずれかを選ぶべき」
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イラン外務省のハティーブザーデ報道官
イラン外務省のハティーブザーデ報道官が、「アメリカ大統領は、トランプ前政権時代の失敗した遺産の遵守、あるいはその政策から距離を置いて核合意の責務に復帰するか、のいずれかを選ばなければならない」と語りました。
イルナー通信によりますと、ハティーブザーデ報道官は米NBCニュースの朝のニュース番組・モーニングジョーとのインタビューで、「アメリカとの直接あるいは、間接的な交渉の必要性はない」とした上で、「イランとしては、全ての制裁の一斉全廃および検証確認以外の措置は一切受諾できない」と述べています。
また、「イランに対する最大限の圧力行使というトランプ前政権の政策は、米にとって最大の敗北に他ならないが、現在入手可能なのは、誰もが遵守すべき合意としての核合意の本文である」としました。
さらに、「わが国は決して、国家安全保障に関して他者と協議しない」と強調し、「イランは、自らの国家安全保障や防衛手段に関しては交渉・妥協和解はしない」と語っています。
そして、イラン中部ナタンズの核施設に対するシオニスト政権イスラエルの攻撃に関しても、「イランは自らの権利を留保し、国家安全保障を守るために断固として対応する権利を常に留保してきた」と述べました。
続けて、核合意復活後のイランから見たアジア傾倒の継続に関しても、「わが国と中国、ロシアおよび近隣諸国との関係は純粋かつ誠実なもので、オーストリア・ウィーン協議で新たな理解が生まれアメリカが自らの責務に復帰しても、わが国と中国・ロシアとの関係に変化は生じないだろう」としています。
2021年4月2日以降、イランに対する米国の制裁解除と米国とイランの核合意の遵守への相互間復帰を通じた核合意の復活のための、核合意合同委員会の会合が開催されています。
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