イラン外務次官、「制裁の95%の解除に関して合意成立」 
(last modified Sun, 23 May 2021 18:30:50 GMT )
May 24, 2021 03:30 Asia/Tokyo

アラーグチー・イラン外務次官が、「各種制裁の95%の解除に関して合意がなされている」と語りました。

イラン国際通信・イランプレスによりますと、アラーグチー次官はオーストリア・ウィーンでの協議から戻った後、23日日曜にイラン国会・国家安全保障外交政策委員会の会合に出席し、ウィーン協議の報告を提出するとともに、全ての制裁の95%の解除をめぐり合意ができている」と述べています。

イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のヘイダリー委員は、イランプレスのインタビューに対し、「アラーグチー次官は、残る5%の制裁の解除についても、将来的に解除されるべくイラン代表として相手側と協議中であると発表している」とコメントしました。

ヘイダリー委員によりますと、アラーグチー次官は、「2つの分野における制裁、個人的、部門的な制裁が協議にかけられており、部門関連の制裁の大半は解除されている」と表明したということです。

ヘイダリー委員はまた、「主に機関や個人、法人の議論である個人部門では、1,500件の制裁のうち1,100件の制裁が解除され、過去の人権侵害等を指す400件の交渉・検討が行われている。これらは、人権侵害や、過去からあったそのほかの事例などで、主要・根幹となる制裁には影響しない」と語りました。

 

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