イラン外相、「対イラン制裁解除は米の法的な義務」
May 24, 2021 16:51 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外相が、対イラン制裁を解除することはアメリカの法的かつ道徳的な義務である、としました。
ザリーフ外相は、アメリカの対イラン制裁の解除に関するブリンケン米国務長官の表明への反応として、24日月曜、ツイートを投稿し、「トランプ前米政権時代に行使された制裁の解除は、同国の法的な義務であって、協議のためのてこではない」としています。
ザリーフ外相はまた、「制裁は、トランプ前米大統領の役に立たなかったし、現米政権の役にも立たない。アメリカの専横な行動により凍結されたイラン国民の財産が解放されるべきだ」としました。
イランは、アメリカが全ての対イラン制裁を実質的に解除し、それが検証確認された場合に、自国の核合意内の義務の履行に復帰する、としています。
ブリンケン国務長官は23日日曜、インタビューの中で、「アメリカとして、制裁解除に必要な核合意義務への復帰に向け実施すべきであるイランの行動の証は目にしていない」としました。
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