イラン外務省報道官、「IAEAにセーフガード範囲を超える査察許可を出さない」
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ハティーブザーデ・イラン外務省報道官
ハティーブザーデ・イラン外務省報道官が、「わが国とIAEA国際原子力機関による従来の合意が延長された場合でも、IAEAにセーフガード範囲を超える査察許可は出さないだろう」と語りました。
ハティーブザーデ報道官は24日月曜、オンライン形式での定例記者会見において、IAEAによる査察を暫定的に3カ月間受け入れる合意を延長する可能性について、これに関する検討が最終的な段階を迎えているとしています。
また、オーストリア・ウィーンでの核合意合同委員会による協議に目覚しい進展が見られたとし、「米新政権は、トランプ前政権のやり方から距離を置き、前政権がイランの人々に対して行った最大限の圧力という失敗した運動から引き下がるべきだ」と述べました。
さらに、「イランの査定評価基準は核合意の本文であり、この国際協定に書かれていることは一字一句違わずに実施される必要がある」とし、「核合意に定められた制裁解除によるイランの利益は明確でなければならず、制裁解除後に検証が確実に行われ、イランはその責務縮小措置を停止する準備ができている」としています。
そして、「核合意の維持は、イランの戦略的な忍耐によるものだ」とし、「米国は全力で核合意を破壊しようと試みた。そしてヨーロッパはその怠慢によって、イランが核合意から利益を得る可能性のすべてを破壊した。積極的な措置を講じたのはイランであり、イランの責務縮小措置も核合意の枠組みの中で行われたものである。このため、イランはこの機会を利用する必要がある」と語りました。
続けて、シリア大統領選挙の開催に関して、「イランは常にシリアの政治プロセスを支援しており、わが国の議会の代表団が選挙のオブザーバーとしてシリアを訪問している」として、「これらの選挙は、他のすべての民主的プロセスと同様に、シリアの安定と平和に貢献できるべきで、他の国々はシリアへの不当な内政干渉と扇動行為を避ける必要がある」と述べています。
最後に、イランとサウジアラビアの関係についても、「わが国の地域対話政策は変わっていない。イランは、建設的な政策を採用し、過去の政策を回避する限り、サウジアラビアの地域対話への参加を歓迎する」と結びました。
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