イラン外務次官、「各協議団がもう一度、本国との相談のため帰国する可能性」
6月 01, 2021 15:08 Asia/Tokyo
イランのアラーグチー外務次官が、オーストリア・ウィーンでの協議が今ラウンドでまとめられるかについて、個人的にはまだ確信が持てないとして、「最終決定されてはいないものの、各協議団は本国とのさらなる相談のために、再度の帰国を必要とすることになるかもしれない」と述べました。
イルナー通信によりますと、アラーグチー外務次官は協議の推移について、「ウィーンでの今ラウンドの協議を始めて1週間になるが、それは非常に複雑なものになり、見解が相違する基本的な問題に辿りついている。これまでのところは、良い進展が見られ良い方向で進んできたと、我々は考えている」と述べました。
続けて、協議団が現在、存在する明白な相違点に取りかかるポイントにきているとして、「本文は大部分が準備できているものの、立場が対立する問題点に関しては検討中である。31日には、イラン・ロシア・中国の3者会談を行った」としました。
この数日間、イラン、EU,、欧州3国、中国、ロシアの各協議団の間では、次官級や政務局長級の2者および複数者会談が行われたほか、専門家レベルの会議も実施されています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ