イラン外務次官、「米は第1歩を踏み出すべき」
https://parstoday.ir/ja/news/iran-i78960-イラン外務次官_米は第1歩を踏み出すべき
オーストリア・ウィーンでの核協議のイラン代表団長を務めるアラーグチー次官が、アメリカの対イラン制裁の全廃の必要性を強調しました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
6月 13, 2021 13:30 Asia/Tokyo
  • アラーグチー次官
    アラーグチー次官

オーストリア・ウィーンでの核協議のイラン代表団長を務めるアラーグチー次官が、アメリカの対イラン制裁の全廃の必要性を強調しました。

タスニーム通信によりますと、アラーグチー次官は同日夜、「イランは、鍵となる自らの要求に至らない場合には、絶対に合意しないだろう」とし、「アメリカが最初の一歩を踏み出し、すべての制裁を解除する必要がある。イランは、米国の制裁解除を確認した後にのみ、本来の義務の全履行に復帰するだろう」と述べました。

また、「イランは、基準と原則が守られている合意を求めており、この方向で急いでいるわけでも、時間を無駄にしているわけでもない」としています。

さらに、ウィーン協議での5カ国グループの立場に関しても、「各国がそれぞれの立場を有していることは自然なことであり、だからこそ協議が行われ、続けられる。交渉における全員の目標は、相互に立場を近づけることにある」と語りました。

そして、「私は個人的に、今週中に最終的な結論に達するとは思わない」とし、「私が思うに、少なくとももう一度、交渉の結論を本国に伝えるべきだ」と述べています。

なお、在オーストリア・ウィーン国際機関中国政府代表部の王群代表も12日、あるインタビューにおいて、「核合意に関するあらゆる合意の主要な鍵は、制裁の解除だ」とコメントしています。

アメリカの制裁解除および、予想される同国の核合意復帰に関する第6回協議は12日土曜、ウィーンにて開始されています。

アメリカのトランプ前大統領は2018年5月8日、核合意に定められた自国責務に一方的に違反してこの国際合意から離脱し、核関連の各種制裁の再発動を宣言しました。

イランは米の離脱後も、1年間は核合意の枠組みで自国の責務を履行してきました。しかしヨーロッパの合意参加諸国が自らの責務を実施できていないことから、2019年5月から自国責務を5段階にわたって縮小してきました。

イランは、核合意に定められた同国の利益を受けられるように他の合意参加諸国が責務を履行し制裁が解除された場合に、自国責務に復帰すると繰り返し強調しています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio