ウィーン協議調整役、「我々は合意へ近づいている」
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核合意復活にむけたオーストリア・ウィーン協議の調整役である欧州対外行動庁のエンリケ・モラ事務次長
核合意復活にむけたオーストリア・ウィーン協議の調整役である欧州対外行動庁のエンリケ・モラ事務次長は、協議参加国間の合意が近いことを明らかにしました。
ウィーン協議で調整を務めるモラ事務次長は記者団の取材に対し、「我々は合意に向けさらに近づいている。ただ、これが最後のラウンドだとは言わない」と述べました。
モラ氏はまた、「今月18日に行われるイラン大統領選挙がこの協議の過程に影響を及ぼすとは考えていない」としました。
アメリカ国務省も数時間前に、「協議の中には、核合意復活に関して今なお解決していない課題が存在する」と発表しています。
これに関してイギリスのドミニク・ラーブ外相は15日火曜、「イランは核合意を体系的に順守しておらず、イギリスは欧米や中露の核合意参加国とともに取り組んでいるところだ」と主張し、イランの核合意への完全復帰を要求しました。
ラーブ外相は、ウィーン協議は前進しているとしながらも、「成果を生み出す保証は存在しない」と語りました。
イギリス政府は核合意維持の必要性を口にしていますが、ヨーロッパの合意参加国は、特に2018年5月のアメリカの核合意離脱後、再三にわたり自身の義務を十分履行せず、核合意をきわめて厳しい状況に追い込んできました。
イランも、ヨーロッパによる責務不履行に対抗し、自らの責務履行の縮小措置をとってきました。
核合意にもとづけば、合意参加国が義務を履行しない場合は、イランは自身の義務履行を全面的または部分的に停止することができることになっています。
イランは、制裁が解除され、核合意による利益を享受できる状態になれば、この合意内の本来の責務履行に復帰する用意があると強調しています。
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