イラン次期大統領のライースィ氏が声明、「革命精神にそって腐敗のない勤勉な政府を結成」
6月 20, 2021 14:53 Asia/Tokyo
先のイラン大統領選挙で当然を果たしたエブラーヒーム・ライースィー氏が、「イスラム革命の精神をくんだ、腐敗に負けない勤勉な政府を結成する」と語りました。
ライースィー氏は19日土曜、今回の選挙での勝利宣言の後、「今月18日に行われた第13期イラン大統領選挙は、イスラム革命の第2歩目および、新たな世紀の始まりというイラン暦上の新たな世紀が始まる節目にあたる、イラン国民の大きな政治的祝祭であった」と述べています。
また、「この選挙は、すべての国民と国家に使える官吏によって選ばれた宗教的民主主義の原則に基づくものだ」とし、「私がこの選挙に独立した形で参加し、国民諸君の比類なき信頼と多数の投票という後方支援を非常にたくさん受けたことにより、我々は革命精神をくんだ腐敗に負けない勤勉な政府を結成し、さらに、正義拡大の方向に向かって、イスラム革命の中軸的な担い手として歩んでいくだろう」としました。
イランでは18日金曜、第13期イラン大統領選挙および、第6期市町村議会選挙、第11期国会中間選挙第1回目、第5期専門家会議中間選挙第2回目が実施されました。
今回のイラン大統領選挙の開票・集計作業が終了し、その結果、最終的にエブラーヒーム・ライースィー氏が第8代イラン大統領に選出されています。
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