ライースィー氏のイラン次期大統領選出への反響 友好諸国は祝意、イスラエルは激怒
イラン次期大統領に選出されたライースィー氏に対し、近隣諸国や友好諸国の関係者から相次いで祝辞が寄せられています。
イランでは18日金曜、第13期イラン大統領選挙が実施されました。
今回の大統領選挙の開票・集計作業が終了した結果、最終的にエブラーヒーム・ライースィー氏が第8代イラン大統領に選出されました。
イラクのサレハ大統領とカズィミ首相は、ライースィー氏と個別に電話で連絡を取り、イラン次期大統領への選出に祝意を伝え、両国の関係を強化していくことを強調しました。
この他にも、ウズベキスタンのミルズィヤエフ大統領、ベネズエラのマドゥロ大統領、レバノンのシーア派組織・ヒズボッラーのナスロッラー事務局長、ロシアのプーチン大統領、トルコのエルドアン大統領、パキスタンのカーン首相、キューバのディアスカネル大統領、アゼルバイジャンのアリエフ大統領、アルメニアのパシニャン首相(総選挙実施のために辞任表明)、UAEアラブ首長国連邦のムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム副大統領兼首相、イエメン政治高等評議会のアル・マシャート議長、オマーンのハイサム国王、カタールのタミム首長などが、ライースィー氏がイラン次期大統領に選ばれたことに祝意を示しています。
一方、シオニスト政権イスラエルのリオル・ハイアト外務省報道官は19日土曜、ツイッターのメッセージにおいてライースィー氏について、「イラン核兵器計画の迅速な推進を約束した人物だ」と説明し、「同氏が選出されたことで、イランの破壊的な真の目的が明かされた。国際社会には、即座に深い憂慮が巻き起こされることになる」としました。
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