表現の自由に米が攻撃
イラン外務省報道官、「IRIBウェブサイト遮断は、言論の自由の侵害工作」
6月 24, 2021 14:50 Asia/Tokyo
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ハティーブザーデ報道官
イラン外務省のハティーブザーデ報道官が、アメリカの行動を非難するとともに、「IRIBイラン国営放送のウェブサイトのアクセス遮断などという行為は、言論の自由を侵害する工作である」と語り強調しました。
アメリカ政府は22日火曜、抵抗の枢軸に対する敵対措置の続きとして、イランの英語放送・プレスTV、アラビア語チャンネル・アルアーラムやイエメンのアルマシーラ・テレビなどの、抵抗勢力の流れを組む複数のウェブサイトの利用を規制しました。
イルナー通信によりますと、ハティーブザーデ報道官はIRIB傘下の一連のメディアのウェブサイト遮断・アクセス停止は、世界規模での言論の自由の侵害および、メディア界での独立した声の握り潰しを狙ったアメリカの組織的工作だ」と述べています。
また、「アメリカによるこうした矛盾をはらむダブルスタンダードの継続は、破廉恥も甚だしい」とし、「アメリカ現政権は、前政権の方向・路線を全くそのまま継続しており、このような政策は、アメリカにとって更なる二重の失敗以外に何ももたらさないだろう」としました。
そして、「イランは、このような違法でヤクザまがいの行動を絶対に受け入れないとともに、法的ルートを通じて問題を追及するだろう」と強調しています。
イランの英語ニュースネットワークであるプレスTVは、包括的なドメイン「.com」の遮断という米国政府の新たな反自由的行為を受け、今後イランのIRドメインでの活動を継続すると発表しました。
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