イラン司法府報道官、「欧州による人道擁護の主張は虚偽」
7月 13, 2021 17:30 Asia/Tokyo
イラン司法府のエスマーイーリー報道官が、「人道擁護における欧州の主張は虚言である」と強調しました。
エスマーイーリー報道官は13日火曜の記者会見で、欧州議会の反イラン的決議書に関する国際通信イランプレスの質問に対し、「MKOモナーフェギンという反イランテロ組織は、数千人のイラン人を殺害し、当時のイラン大統領および首相も殉教させた集団であるが、欧州は彼らを支援している」と答えました。
続けて、「MKOによって、教師や労働者といった階層の人々の多くが殉教した。彼らは本日、欧州諸国で会合を開いているが、そこには一部の欧州関係者も参加する」と述べました。
さらに、「もし欧州が誠実であるというなら、なぜMKOのテロリストらの避難場所となっているのか。彼らはテロを行ったことを認めており、イランとイラク旧バアス政権との8年にわたる戦争の間、サッダーム率いる同政権と共謀していたにもかかわらずだ」と指摘しました。
そして、「欧州による人権侵害の行動は広範囲にわたり、彼らの人権に関する主張は、イラン社会から見て無価値だ」と強調しました。
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