「イランは自衛に誰の許可もとらない」
May 11, 2016 21:44 Asia/Tokyo
最高指導者の顧問が、イランのミサイル計画に関するアメリカの国務省報道官の表明に対して、「イランは自衛するために誰の許可もとらない」と語りました。
ヴェラーヤティ顧問は11日水曜、タスニーム通信のインタビューで、「ロシアなど、一部の国連安保理常任理事国の見解では、このミサイル実験は決議に反していないとされている」と述べました。
アメリカ国務省のトルドー報道官は、以前、「イランの弾道ミサイルの実験は、挑発的で安定を乱すものだ」としています。
トルドー報道官はまた、「この実験は安保理決議2231に反するものだ」と主張しました。
イランのザリーフ外務大臣などイランの高官は何度となく、「イランのミサイル計画は、単に防衛的なものであり、イランのミサイルは核弾頭搭載用に設計されていない」と述べています。
ヴェラーヤティ顧問は、「イランは自国を守るのにどの国にも、国際機関にも、許可を得ることはない」としました。
また、「イランは一部が満足するかしないかに関わらず、自衛のために必要な正しく講じる。自らの名誉を確保し、地位を高め、自国を合法的な形で守る以外の道は存在しない」と語りました。
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