7月 28, 2021 20:27 Asia/Tokyo
  • イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師
    イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、第12期政府末期の大統領と内閣のメンバーとの会談で、国内プログラムを西側の協力に委ねるべきではない。そうしたら、そのプログラムは失敗に終わるだろう、と強調しました。

ハーメネイー師は28日水曜、この会談において「ローハーニー現政権の業績は部門によって異なっており、期待どおりであった場合もあれば、そうでなかった場合もある」としています。

また、将来にわたり第11期・12期政府の経験を活用する必要性を強調するとともに、「この時期の非常に重要な経験は、西側への不信感であり、未来の世代はこの経験から学ぶべきである。現政府では、西側への信頼は機能せず、また西側が我々を助けることはなく、彼らはできればどこでも打撃を与えてくる。まし打撃を与えてこない場合もあれば、それが与える力がないからであることが判明した」と述べています。

そして、「仕事を西洋に任せ、アメリカを含む西側と協議を行ったところは全部失敗し、彼らへの期待を断ち切り、自らをより所として行動したところは全て成功した」と語っています。

さらに、最近のオーストリア・ウィーンの会談に言及し、外交官の努力とこれらの会談での彼らの一部の良い業績に満足を表明し、「これらの交渉では、アメリカは自らの敵対的な立場に固執し、一歩も踏み出さなかった。アメリカは言葉では制裁を解除すると約束したが、解除していない。またいくつかの問題については、後で話し合いを行うという文書を現存する核合意内に付け加えるべきだ。そうしないと合意が得られない、などと言っている」としました。

そして、「この条文を定めることによって、彼らは核合意の原則とミサイル・地域の問題に対する自らのその後の介入の言い訳を作ろうとしている。その時、イランはこれらの問題について協議する意向はなかったら、彼らはイラン側が合意に違反したため、合意は無効になるというだろう」と語っています。

続けて、アメリカが完全に臆病で悪意のある態度で行動していることを強調し、「米国は再度約束に違反することを厭わない。かつてにも合意に違反した。今、アメリカは将来協定に違反しないことを保証するように言われているが、彼らはそれを保証しないと言っている」としました。

 

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