8月 19, 2021 17:37 Asia/Tokyo
  • シーア派追悼行事アーシューラー
    シーア派追悼行事アーシューラー

イランの人々は、イスラム暦モハッラム月10日のアーシューラー(アラビア語で数字の10が語源)の日に当たる19日木曜、シーア派3代目イマーム・ホサインとその教友たちの追悼行事を開催しました。

イスラム暦の毎年のこの日は、シーア派3代目イマーム・ホサインが現在のイラク南部の町カルバラーにて、教友らとともに殉教した日とされています。

イスラムの預言者ムハンマドの孫にあたるイマーム・ホサインは、当時のウマイヤ朝の暴君ヤズィードに対抗して蜂起し、ごく数十人の小さな軍勢を率いて、西暦680年に当たるイスラム暦61年、わずかな数の近親者や忠実な教友らと、カルバラーの地にて57歳で非業の殉教を遂げました。

IRIB通信によりますと、アーシューラーの追悼行事は、19日朝からモスク内の中庭や屋外の場所で、衛生プロトコルを順守した上で開催されています。

イマーム・ホサインの聖廟があるイラク・カルバラーでの行事は、国内外数百万のイスラム教徒が集まり、悲しみに満ちた雰囲気の中、開催されています。

また、アフガニスタン、パキスタン、インド、レバノン、バーレーン、トルコ、アゼルバイジャンの各地でも、多くの人が参加してこの行事が開催されています。

また、イギリスでは首都ロンドンをはじめバーミンガム、マンチェスター、リバプール、カーディフ、ニューカッスル、グラスゴーなどの各都市で、イマーム・ホサインを慕う多数の人々により、アーシュラーの追悼行事が開催されています。

 

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