イラン次期外相候補、「全責務履行を伴う建設的な協議を歓迎」
8月 24, 2021 03:57 Asia/Tokyo
イラン次期外相に指名されているアミールアブドッラーヒヤーン氏が、茂木外相との会談で、「イランとして、全ての責務の履行を伴った建設的な協議を歓迎する」と語りました。
現在、イラン国会議長国際担当特別補佐官を務めるアミールアブドッラーヒヤーン氏は23日月曜、テヘランで茂木外相と会談し、「わが国と日本のこれまでの協力、交流の経歴は大いなる財産であり、両国間の友好関係の拡大・強化に寄与しうるものだ」と述べています。
また、アジア諸国との経済関係の増強に対する第13期政権の視点を強調し、「わが国と日本の、特に経済・通商分野をはじめとした協力・交流の現在の水準は、両国の可能性や能力に比例している」としました。
さらに、「我々は、新たなイニシアチブをとることにより、これまで以上に様々な分野での両国間の交流・交易量が増大するよう希望してやまない」と語っています。
一方の茂木外相もこの会談で、「西アジア地域の重要国たるイランとの協力・関係の拡大は、わが国の政府関係者や責任者も注目、追求しているものだ」と述べました。
茂木外相によりますと、日・イ両国民の利益の確保とともに、人道問題分野をはじめとした各方面での両国の交流・協力の増大は、両国の繁栄・発展、さらには地域の安全保障確保にも大きく寄与するということです。
茂木外相はまた、「長年にわたるアフガン難民受け入れをはじめとする、地域の諸問題解決を目指してのイランの尽力は評価に値する」としました。
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