イラン外相、「故ソレイマーニー司令官暗殺犯は裁判にかけられるべき」
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イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、同国の国家的英雄かつ、対テロ戦争の勇者たる故ソレイマーニー司令官の暗殺犯に対する裁判の実施を強調しました。
(last modified 2025-06-25T12:06:53+00:00 )
9月 25, 2021 16:54 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、同国の国家的英雄かつ、対テロ戦争の勇者たる故ソレイマーニー司令官の暗殺犯に対する裁判の実施を強調しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は24日金曜、米NBCニュースのインタビューで、昨年1月にイラクで発生したイラン・イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官テロ暗殺事件に触れ、「我々から見て、この事件は未解決である。テロとの戦いにおけるわが国の国家的英雄に対するテロ攻撃の実行犯は、必ずや法的な裁きにかけられる必要がある」と語っています。

また、核合意復活を目指すオーストリア・ウィーン協議に復帰するイラン側の用意に関して言及し、「アメリカ政府は、イランに対する経済制裁を解除できず、また追加制裁を行使することで、否定的なシグナルを発している」と述べました。

さらに、「バイデン米大統領は、明確な行動をもって外交分野での自らの発言を擁護すべきであり、2015年の核合意復帰に向けたアメリカの意志を、イランに対し示すべきだ」としています。

そして、「アメリカは、自らの責務の完全履行への復帰の用意があると述べているが、これまでわが国の国民や新政権に対する自らの本当の意志を証明するために一切の行動をとっていない。それどころか、追加制裁を行使している」と語りました。

続けて、「バイデン大統領は、イランに対するトランプ前大統領の行動を批判してきているが、そうした中で、イラン国民に対しトランプ氏が行使した制裁は、バイデン氏により確実に続行されている」と述べています。

また、「我々は、外交・協議の扉を引き続き開放しておき、近く協議に復帰するだろう」としました。

最後に、イランの核科学者暗殺事件や、同国の核施設内での破壊行為にも触れ、シオニスト政権イスラエルの行動を非難するとともに、「わが国は、必要な場合には、自らの国家安全保障に対するあらゆる攻撃などに対抗する準備がある」と結んでいます。

 

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