10月 05, 2021 16:46 Asia/Tokyo

イランでは、イスラムの預言者ムハンマドの命日とシーア派2代目イマーム・ハサンの殉教記念日を迎え、全国的に服喪・追悼のムードが漂っています。

5日火曜は、イスラム暦1443年サファル月28日にあたり、この2人のイスラムの偉人の命日とされています。

預言者ムハンマドは、イスラム暦11年に当たる西暦632年ごろに天に召されるまで、イスラムの聖なる法ジャリーアの基本や戒律を、親しみを込めて語り、この宗教の真理が広まり、できうる限り最高の形でその教導に努めました。

そして、イマーム・ハサンもおよそ30年間、実父に当たるシーア派初代イマーム・アリーとともに社会に貢献した後、西暦670年に当たるイスラム暦50年サファル月28日、暴君ムアーウィヤの命を受けた妻により毒殺され、47歳で殉教しました。

イラン国民は毎年この日とその前夜に、モスクなどの宗教施設や、同国北東部マシュハドにあるシーア派8代目イマームレザーの霊廟、そしてテヘラン南方ゴムにあるマアスーメ霊廟などに参集し、追悼行事を行うのが慣わしとなっています。

 

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