イラン外務次官、協議のため明日ベルギーへ
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イラン外務省のバーゲリーキャニー政務次官
イラン外務省のバーゲリーキャニー政務次官が27日水曜、協議のためにベルギー・ブリュッセルを訪問することを明らかにしました。
国際通信イランプレスによりますと、イラン外務省のバーゲリーキャニー政務次官は25日月曜、自身のツイッターに「27日水曜に、結果を重視する協議についての話し合いを続けるため、ブリュッセルで核合意の合同委員会調整役と会談する予定だ」と投稿しました。
また、「イランは、違法で抑圧的な制裁を完全かつ効果的な形で解除し、対イランの通商・経済関係を正常化させ、これ以上の約束不履行に対して有効な保証を準備するような協議にすると決意している」と説明しました。
さらに、「問題になるのは、中でも非参加の違反国を呼びよせることで、方針転換や過去の破壊による遺産を受け取る他の参加諸国が本当に責務を履行する準備があるのかだ」としました。
そして、「最大限の圧力行使という失敗した政策の継続は決して、『違法で抑圧的な制裁の解除のための交渉』の進行上の障害を取り除くことはなく、かえって交渉を複雑化させることになる」と続けました。
米政府のイラン担当特使、ロバート・マレー(Robert Malley)氏は25日、自国の違法な核合意離脱には触れずに、「この核合意は、イランとの包括的外交上やり取りの道のりの始まりだ」と主張しました。
イランは、2015年に安保理常任理事の5か国にドイツを加えた5+1カ国グループとの間に、緊張緩和に向けた核合意を締結しました。
しかし、IAEA国際原子力機関がイランは合意内の全ての責務を完全に履行していると認めているのにもかかわらず、米政府は2018年、一方的にこの合意から離脱し、反イランの敵対的目標の一環として経済戦争を仕掛けるため、様々な口実をもちだして制裁を発動させました。
バイデン政権は、イランに対するこの「最大限の圧力」の失敗を認めているにもかかわらず核合意への復帰に必要な措置は行わず、事実上、トランプ前大統領の対イラン政策を踏襲しています。
バイデン大統領とその側近は、核合意の「より協力かつ長期間にするためのプラットフォーム」として、自国の復帰を利用しようと画策しています。
しかしイランは、アメリカ側が核合意に違反したことから、同国の合意復帰は制裁解除をともない、かつその責務履行が検証されるべきであると強調しています。
イラン以外の核合意参加国とアメリカとの間では、これまでに6回にわたり協議が実施されています。
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