イラン外務次官、「ウィーン協議成功の秘訣は制裁解除分野での合意成立」
オーストリア・ウィーンでの5カ国グループとの協議でイラン代表団の団長を務めるバーゲリーキャニー外務次官が、「ウィーン協議成功の秘訣は、圧政的な対イラン制裁の効果的な解除の分野における合意の成立である」と語りました。
イルナー通信によりますと、バーゲリーキャニー次官は27日月曜、ウィーンでの核合意合同委員会会合の後、「この会合では、核合意合同委員会の調整役をはじめとした各関係方面が、これまでの協議が成功したものであったことを強調するとともに、それらの協議で良好な進捗が見られ、事実上協議推進にとって適切な枠組みが整ったことを認めている」と語っています。
また、「各国の代表は、ウィーン協議の第8ラウンドで、制裁解除の状況追跡、ならびに事実確認と検証、確約保証の問題を重要課題として優先させることを強調し、「制裁の解除と、検証確認および保証という2つの重要な問題に関するイランの提案のレビューに重点を置いた協議が、28日火曜日の朝から始まる」と述べました。
バーゲリーキャニー次官によりますと、金融・銀行制裁に関連する問題も、今後数日のうちにウィーン協議の議題になるということです。
核合意合同委員会で調整役を務めるエンリケ・モラ欧州対外行動庁事務次官も、「第8ラウンドの協議では成功への前向きな兆候が見られる。すべての関係国は、対立を解消する準備と意欲を表明した。すべての当事国が、望ましい結果を達成するよう取り組んでいる」と語りました。
ウィーンでの制裁解除交渉の中国代表団長は、来年2月までの合意成立が可能であると述べています。
抑圧的かつ違法な対イラン制裁の解除に焦点を当てたウィーンでの第8ラウンドの協議は、ウィーン時間の27日月曜夜、イランの首席交渉担当であるバーゲリーキャニー次官とモラ副事務次長が議長を務める核合意合同委員会の会合でスタートを切りました。
イランは責任を受容する国としてこれまでに何度も、「核合意に違反したのがアメリカであることから、各種制裁を解除してこの合意に復帰すべきはアメリカ側である。そして、アメリカの責務履行状況は実際に検証確認される必要がある」と表明しています。

