元駐イラン独大使が、核合意関連協議での米の行動を批判
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駐イラン・ドイツ大使を務めていたGunter Mulack氏
元駐イラン・ドイツ大使が、「核合意関連協議において信頼を構築するためには、米国側が最初の一歩を踏み出す必要がある」と述べました。
かつて駐イラン・ドイツ大使を務めていたGunter Mulack氏は、「善意を見せるために米国は、核合意に復帰し制裁を解除するという最初の一歩を踏み出さなければならない」と述べました。
続けて、「イランも米国が措置を取った後、ウラン濃縮作業の縮小のような一部のプラスの歩みを踏み出すべきだ」と説明しました。
また、「ドイツ政府は、善意を示すための行動的イニシアチブとしての制裁解除を求めているが、これらの制裁が恒久的に解除されたままになるかは保証できない」としました。
同氏の発言の一方、オーストリア・ウィーン協議でロシア代表を務めているウリヤノフ・在ウィーン国際機関ロシア代表は、「協議は進んでおり、有益な話し合いが行われている」としています。
ウリヤノフ氏はこの協議についてツイッターで、「28日火曜、核合意をめぐるウィーン協議の中で、核問題作業部会が有益な話し合いを行った。我々は、否定できない進展を目にしており、制裁解除は非公式の場で盛んに話の俎上に乗せられている」と説明しました。
同氏はこれ以前にも、「協議の目的は核合意の早急な復活であり、年末年始休暇中の協議開催は、各関係方面がこの目的に向け真剣な決意を持っていることを示した」と述べています。
対イラン制裁解除をめぐるウィーン協議の第8ラウンドは27日月曜、イラン協議団の長を務めるバーゲリーキャニー外務次官および、欧州対外行動庁のエンリケ・モラ事務次長が議長を務める核合意合同委員会の会合によって始まりました。
イランは責任を受容する国としてこれまでに何度も、「核合意に違反したのは米国であることから、諸制裁を解除してこの合意に復帰すべきは米国側である。さらに、米国の責務履行状況は実際に検証確認される必要がある」と表明しています。

