駐イラン日本大使、「核合意復活を支持」
1月 25, 2022 19:51 Asia/Tokyo
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イラン駐在の相川 一俊・日本国特命全権大使とフーゼスターン州の中心都市アフワーズの市長
相川 一俊(あいかわ かずとし )駐イラン特命全権大使が、トランプ前米政権による対イラン制裁に触れ、「各種制裁により日本とイランの間の複数のプロジェクト実施が妨害されており、我々は対イラン核合意の復活を支持する」と語りました。
イルナー通信によりますと、相川大使は先月24日にイラン南西部フーゼスターン州を訪問した際、同州の中心都市アフワーズの市長と会談し、「トランプ前政権が行使した制裁により、わが国は新たな対イラン投資ができなくなっている」とし、「それでも、制裁行使前の各種投資プロジェクトは続行されている」と述べています。
また、イランがアフガン難民300万人を受け入れていることは評価に値するとし、「これまでに行われた調査の結果、これらの難民の相当数がフーゼスターン州内に在住していることがわかっている」としました。
そして、経済分野での両国の協力に触れ、同州内のイマーム・ホメイニー港湾の石油化学産業は、こうした協力の代表例とみなされるとしています。
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