イランと中露が、各国に対する人権の手段としての利用を非難
2月 23, 2022 16:52 Asia/Tokyo
イラン司法府人権本部書記と、イラン駐在の中国とロシアの大使らが、各国に対する手段としての人権の利用を非難しました。
イルナー通信が23日水曜、報じたところによりますと、ガリーブアーバーディー・イラン司法府人権本部書記と、イランに駐在するジャガリアン・ロシア大使や常华・中国大使は、テヘランで会合を開き、他国に対し人権が手段として利用されることを非難するととも、人権分野での2国間レベルや国際機関レベルでの協議を拡大し、継続する必要性を強調しました。
これについてロシア大使は、人権関連の対イラン決議や、同国に対するこの分野での措置への反対を強調しています。
中国の大使も、「国際や政治的情勢が、イランとの関係を拡大するための中国の政治的な意志に影響を及ぼすことはない」として、「わが国は、人権侵害を口実に行われている西側諸国の対イラン内政干渉を非難する」と語りました。