イラン国会・国家安全保障外交政策委員会、「ウクライナ危機は対話で解決されるべき」
イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のアッバースザーデ報道官は、ウクライナ戦争は対話により解決されるべきだと述べました。
アッバースザーデ報道官は27日日曜、イラン国会本会議の傍らで国際通信イランプレスの取材に応じ、「イランは市民や女性、子供の権利に敏感だ。ウクライナ戦争を注視している」と述べました。
その上で、ロシアによるウクライナ攻撃を、NATO・北大西洋条約機構が自らの憲章に反して勢力を拡大してきたことに対する反応と位置づけました。
そして、西側諸国がNATOの東方拡大については抑止力として説明し、他国の同じような行動には戦争と呼んでいることに触れ、「ロシア・ウクライナ問題に関するイランの姿勢は完全に明瞭であり、ひとつの戦略的論理にもとづいている」としました。
すでに前から、ロシアとウクライナの間の緊張発生に関する様々なが憶測が飛び交ったあと、ついに今月24日、ロシアはウクライナ領内での軍事作戦に踏み切り、これまでにウクライナ各地で進軍を続けています。
ロシア政府は以前から、アメリカとNATO北大西洋条約機構に対し、安全保障上の確約を提示するよう提案しており、その内容にはウクライナのNATO加盟阻止と、NATOの東ヨーロッパからの撤退が盛り込まれていました。
しかし、西側諸国はこれに否定的な回答を示すとともに、ウクライナ政府も、同国東部の親ロシア派の2つの自治共和国と政府軍の間の停戦などを取り決めたミンスク合意の実施に関する協議の実施を拒否しています。
ロシアも、これに対する対抗措置として、ウクライナ東部のドネツクおよびルガンスクの2つの共和国を正式に承認するとともに、これらの2つの地域の当局者の要請を受け、彼らを支援すべく特別作戦を開始しました。

